産業医が伝える きょうから実践!セルフケア

産業医が伝える,きょうから実践!セルフケア

10月,ストレスに気づこう

ストレスとは?ストレッサーとは?
「あー、いらいらする。ストレス感じるわ。」、「今日はストレスフルだった。」私たちは、日々、様々な「ストレス」を感じながら職業生活、家庭生活を過ごしています。この「ストレス」、これって正式にはどんな意味か聞いたことはありますか?ストレス、という言葉自体のもともとの意味は「外的刺激」という意味です。外的刺激そのものは、「ストレッサー」と言われます。
一般に特別につらい出来事(近親者の死、災害、業務内ではリストラなど)のライフイベントが大きな「ストレッサー」になりえますが、喜ばしい出来事であるはずの結婚などもストレッサーになる場合があります。また特別な出来事だけでなく、日常生活の些細なこともストレッサーになります。
ストレス反応の分類
これらのストレス反応は大きく、心理、身体、行動の面で現われます。
心理状態に現われる場合、不安、落ち込み、怒りの3つの代表的な負の感情が、混合状態で出現することもよくあります。
身体には、様々な症状が出現しますが、病院に行っても身体の病気としては診断がつかず、治療効果が不十分であることもあり、精神科や心療内科を受診して初めて、ストレスによる身体症状だったと分かることがあります。本人がストレッサーに近づいたり、ストレッサーのことを思い浮かべたりするだけで、身体症状が急激に出現するなど、症状にメリハリがあることも特徴です。
行動面では、依存(アルコール、ギャンブル、食べ物など)、あるいは何か物や人に当たる、または夜更かしや遅刻が多くなるなど生活リズムが乱れる、といった変化が現われるようになります。
反応は様々な形であらわれる
ストレスに気づく
働く人のストレッサーとストレス反応を示したのが、職業性ストレスモデルです。大きく職場のストレッサーと職場外のストレッサーの2つに分けられます。そして個人的要因として、ストレス耐性、これはどれだけストレスに耐えられるかという力ですが、その程度や、ストレッサーの受け止め方や解釈の仕方といった本人の性格や考え方などがあげられ、個人個人でストレス反応の出方に違いが出てきます。また上司、同僚、ご家族などはストレスを和らげる手助けになる場合があります。自分のストレスに気づき、それに対して対処することをセルフケアと言いますが、まずは自分のストレッサーに気づき、それがどのような反応を起こしうるかを理解することが必要です。
職業性ストレスモデルとセルフケア
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